誕生日に、父の日、クリスマスなど、父親へのプレゼントに頭を悩ませる機会は少なくないものです。
ちょっと気の利いたもので、感謝の気持ちを伝えるにはピッタリのもので、もらったお父さんにも喜んでもらえるようなプレゼントはないものでしょうか。
できれば、素敵なものでもお値段はちょっと抑え気味にできたなら、なおうれしいですよね。
プレゼントは贈りたいけれど、今月はお財布の中が厳しい…なんて事情のときもあるはずです。
調べたところでは、お父さんへのプレゼント予算は3000円前後を考えている人が多いようです。
そこで今回は3000円以内で購入できるお父さんへのプレゼント候補を、いくつか紹介してみたいと思います。
お父さんに喜んでもらえる気の利いたプレゼント5選
季節の小物
プレゼントを贈るとき気になることのひとつは、
「もう持っていたらどうしよう」
という心配です。
でも、いくつあっても困らないものもあります。
たとえば、季節に合わせた小物です。
とくに身につけるものがおすすめ。
夏であれば、
「甚平」「作務衣」「扇子」「サンダル」
冬であれば、
「マフラー」「手袋」「帽子」
といったものです。
すでに持っていても気分や日によって使い分けができます。
身につけるものであれば、外で「これは子供にもらったんだよ」なんて話題のネタにもなるでしょう。
普段のお父さんならあまり身に付けないような色やかたちで、それほど奇抜ではないものなど、ほどよくチョイスしてあげると、気分転換にもなって喜んでもらえそうです。
身につけるものはすでにたくさん持っている、という場合には、飾るものなのでもいいでしょう。
夏なら「風鈴」、寒くなってきたら、ハロウィンやクリスマスにちなんだものなど、小ぶりであれば場所も取らず、あって困ることはありません。
名入れグッズ
もう一つ、持ち物とかぶったとしても喜ばれるプレゼントの方法があります。
それは、名入れをすること。
「お金がかかるんじゃないの?」
と思われがちですが、ネットで検索すれば、かなりお手頃価格で名入れできるプレゼントを見つけることができるのです。
本好きのお父さんには「ブックカバー」。
お酒好きなら「グラス」。
コーヒー好きであれば「マグカップ」などがおすすめ。
毎日使う「ハンカチ」や「ベルト」「ネクタイ」なども、名入れするだけで一味ちがった贈り物になりますよ。
ものによっては、写真を転写することができたり、名前だけでなくアニバーサリーのメッセージを入れることができる場合もあります。
お父さんの写真でもいいし、自分と2人の写真、お母さんとのツーショット、もしお孫さんがいればかわいらしいその子の写真を入れてあげれば、唯一無二のプレゼントになること間違いなしです。
お酒
お酒好きなお父さんで、健康的に問題がなければ、お酒をプレゼントするのもいい方法です。
ただし、予算は3000円ですから、ものすごく高級なワインや洋酒、日本酒といったものには手が出ません。
だからといって、適当なものを贈っても、おいしくなければ喜びもちょっとレベルダウンしてしまいそうです。
無理して自分で選ばずに、プロに頼むのも一つの方法。
酒屋さんに予算を伝えて、選んでもらうのがおすすめです。
また、もし缶ビールなどお父さんがいつも飲んでいるお気に入りのお酒があれば、その詰合せを贈るのもいいでしょう。
家計の面でも助かりますから、喜んでもらえるはず。
なかに、同じメーカーの別の種類のお酒などまぎれこませておいて、味見気分で飲めるようにしておけば、なおさらです。
もっとも、お酒を飲み過ぎるのは気になりますよね。
そこは上手に、
「元気に、楽しく飲んで、いつまでも健康でいてね」
という一言を添えるのを忘れないようにしておきましょう。
スマホケース
ちょっと他とは違ったものを贈りたいな…という方は、スマホケースなどいかがでしょうか?
最近は、年齢にかかわらずスマホを持っている人が増えましたよね。
でも、高年齢の方ほど、スマホケースは無難なものを使っていることが多いものです。
そこで、若者感覚でお父さんのスマホケースを選んでみてはどうでしょう。
予算3000円であれば、そこそこのものが購入可能です。
革製など高級寄りにするのは難しいかもしれませんが、おしゃれなものや、かわいいものなど、周りの視線を引くスマホケースで、
「お父さん、自分では絶対買わないな」
というタイプのものを贈ってみてはどうでしょう。
お父さんの人となりを考えて、ギリギリ使ってもらえそうなラインを見極めるのが、子としての腕の見せ所です。
お父さんは、クールでおしゃれなタイプが好きなのか、ちょっと笑いに走ってもネタとして使ってもらえるのか。
プレゼントを開けた瞬間のお父さんの顔を思い浮かべながら選んでみましょう。
ショップへ買いに行く方法もありますが、種類が豊富なのはやはりネット。
品質など口コミから十分に吟味して選びましょう。
もし実家が遠方にある場合、ネットで購入したらそのままお父さんのもとへ直送したくなりますよね。
でも、品物の品質がネット上ではわかりませんから、一度自分のところへ配送してもらい、品質を確かめてからあらためてラッピングし直して、お父さんに送ることをおすすめします。
ついでに、
「特別なときに使ってみてください」
「忘年会のネタにでもしてください」
なんて一筆添えるのもいいかもしれません。
高級な日用品
贈るとなれば、どうせなら使ってもらいたいですよね。
そこで、迷ったときには日用品もおすすめです。
たとえば、
「お茶碗」「お箸」「スプーン」「フォーク」「お皿」
など毎日の食卓で使うものなど、どうでしょう。
予算が3000円もあれば、そこそこ質のいいものを買うことができます。
その他、
「枕カバー」「布団シーツ」などの寝具
「タオル」「入溶剤」などバス用品
「トイレマット」「ペーパーホルダーカバー」などのトイレタリー
「玄関マット」「テーブルクロス」など意外と新調しないもの
「メガネケース」「パスケース」など古くなっても使い続けがちなもの
「下着」「靴下」などあって困らないもの
などなど、日用品を質にこだわって探してみましょう。
また、お父さんが毎日よく使うとわかっているものの中から、品質や種類にこだわって贈るのもおすすめ。
たとえば、「お香」をたくのが日課であれば、珍しい香りのお香や、高級なお香立てなども、きっと喜ばれるはずです。
毎日コーヒーを飲むなら高級な「コーヒー豆」。
朝はパン派であれば高価な「バター」や「ジャム」。
日記をつける週間があれば「万年筆」。
お父さんの週間を知る家族だからこそ、気付ける最適な贈り物になります。
日々の何気ないところに、心のこもった贈り物があれば、お父さんの気持ちもきっとやすらぎます。
我が子の気配が日常にあることを喜ばない親はいません。
品物と一緒に気持ちも添えて
以上、父親へのプレゼントにおすすめのものを5品、ご紹介しました。
購入するのにおすすめなのは、やはりネット通販です。
種類も豊富で、いろいろな商品を簡単に比較することができます。
また、探せばお値段がリーズナブルなものがいくつも見つかるはず。
購入者のレビューなどを参考にすれば、ひどく失敗することもあまりありません。
ただ、手配の仕方を間違うと、送り先の方に伝票が届いてしまって値段がわかってしまったり、そっけないダンボールにぽんと放り込まれた状態で届いてしまったりするかもしれません。
ギフトラッピングできるかどうか、伝票等は同梱せず別送してもらえるかどうか、きちんと確認し、その手配も忘れずに行うように気をつけましょう。
それから、ただ品物を贈るだけでなく、手紙を添えるとか、届く日には別でメールを贈るなど、言葉で気持ちを伝えることも大切です。
その手間だけは絶対に怠らないようにしましょう。